別名:シラー
Scilla peruviana L. キジカクシ科
地中海沿岸の南ヨーロッパ、北アフリカ原産。日本には明治時代に入ってきた。園芸用に市販されていて、花壇や庭などに植栽される。球根の分球によって殖やすが、種子によると思われる野生化もかなり見られる。2018年4月、筆者宅のビワの大木の根元に、植えていないのに突如として花を咲かせた。日陰の場所だが耐陰性もあるようだ。山口県には標本記録がなく、いつごろ入ったかは不明である。 (富永啓介)
山口県光市中央 2018年4月26日 富永啓介撮影
果実 山口県光市中央 2019年6月18日 富永啓介撮影
山口・琉球等帰化植物図鑑 2020
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